※人づくりプロジェクトとは（丹青社企業サイトより）
丹青社が新人社員教育の一環として 2005 年より実施しているオリジナルの実践型研修。入社直後の基礎研修を終えてから配属までの約 100 日間、新入社員全員が数名の班に分かれ、プロダクトの完成を目指します。第一線で活躍するデザイナーや一流の職人など協力者との真摯な関りを通して、新入社員は「仕事を進めるうえで大切なこと」を経験します。新しい何かを生み出す仕事では、多様な人材の考え方、能力を活かし、結び付けて価値を創造することを大切にしています。このプロジェクトの目的は、ものづくりそれ自体ではありません。「人と人の関係を築き、お互いのもてる能力を最大限に引き出す」という、仕事に取り組む上でもっとも大事な「作法」を学ぶプログラムです。

デザイン ：鳴川　肇（慶応義塾大学 鳴川肇研究室）／㈱丹青社
製　　作 ：(有)山﨑製作所
撮　　影 ：尾鷲陽介

地域の大学との産学連携による事業も行っております。デザイン分野の群馬県立女子大学高橋ゼミ・ビジネス開発の高崎経済大学黒川研究室との連携によってお互いの強みを生かした商品の開発を進めております。
また、文系の学生が縁遠かった製造業の技術を間近で見て触れることで、将来ものづくりで活躍してくれる人材となる期待も込めて産学連携に取り組んでおります。

美術団体のひとつである新制作協会の主宰する公募展であり絵画、彫刻、スペースデザインの三部門があり、弊社では、2011年より毎年、主にスペースデザインの作品制作協力を行っています。
洗練され、品位に溢れ、時代に即応した表現で、どこか明るく新しいと観者に感動を与えられる作品の並ぶ展覧会にあって弊社の技術が作家やデザイナーの方々へその場にいることを認められ、また必要とされることで生み出される創造と開発が自社の技術を高めてくれます。

世界中からデザイナー、クリエイターが集まるイタリアミラノで行われる世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」が開催に合わせ、2013年からContemporary Japanese Designのブースに出展しています。
2度目となる2014年は4月8日～13日まで行われました。山﨑製作所では、海外での弊社の技術や日本の文化への評価や嗜好を知ることは現在の立ち位置を知り、今後の展開に必要不可欠であると考え、この展示会で評価された技術や地域のデザインをより昇華させ地域ブランドを創造し、 価格や販売体制など課題として感じてきたことを練り直し、販売ルートに乗せられる製品を開発致します。

高崎市の中心商店街を訪れた人に無料で自転車を貸し出し、買い物の足として利用してもらう「高崎まちなかコミュニティサイクル（高チャリ）」事業が2013年4月27日にスタートしました。高崎商工会議所などが実施する。 歩道上でのオープンカフェ（高カフェ）営業に続く新たな魅力づくりの試みで、商店街のにぎわい創出に効果を発揮しています。
弊社では、高チャリの専用駐輪器具の設計・製作に携わりました。製作期間はデザインと試作に約1ヶ月、その後正式発注の130台分は設置は約2週間で完了しました。 また、高チャリは高崎ART製造PROJECTカロエのメンバー企業と連携して製作設置を行いました。街中の景観にあったスタイリッシュなデザインが好評です。